森博嗣がつぶやくと、クールなエッセィになる。
「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。
「立派な母親像」から「モグラ退治」まで、正解のない世の中を見つめ直す100の森イズム。
森博嗣は、こんなふうにできている。
その思考は地球の裏側まで届いていく。「100のつぶやき」シリーズ第4作。
森博嗣は軽やかに「常識」を更新する。
幸せというのは、どこにでも落ちている。
仕事のストレスは、飲み会では事実上解消されない。
もうそろそろ潮時である。
森博嗣は、ソーシャル・ディスタンスの達人だ。
平凡な毎日も、すべてが一生に一度のことである。
「どうしよう?」の問いの答は、
「どうにかはなる」である。
ほんのたまに、人間も捨てたものではない、
と思えることもある
生きるために必要なのは、
結局は目先の楽しみである。