シスリー姉さんの月光相談室 あなたの悩みに答えます

───花粉症がつらすぎて人格が変わってしまいます!

q.ついに花粉の季節がやってきました。自分は重度の花粉症なので、この季節は本当につらいです。目がかゆくて視界も悪いし、呼吸もつらい。そうすると些細なことにも苛立ってきて、どんどん心が狭くなっていくように感じます。駅の改札の目の前で定期を探し出す人や、エスカレーターの右側で立ち止まる人にもイライラします。さらに「花粉症大変そうだねー」と嘲笑ってくる、花粉症ではない人が本当に腹立たしく、日本中の人がみんな花粉症になればいいのに! なんて思ってしまいます。そんな自分がすごく嫌なのですが、心にゆとりを持てるいい方法はないでしょうか? (30代 男性 茎わかめ)

a.茎わかめさん、花粉症はつらいですよね。ポピュラーかつ死に至る病ではないため、軽視されがちですが、病であることには違いありません。不快感を抱えて生きている、ということを周りにも理解してほしいと思うあまり「日本中の人がみんな花粉症になればいいのに!」と考えてしまうお気持ちも分からなくはありません。しかし、自分の不幸を他人にも押し付けたいというその気持ちは、まぎれもなく呪いです。呪いの心情は、伝染する可能性があります。我が身かわいさから発した「みんな同じになればいい」という発想が戦争などという恐ろしいものにつながる可能性だってあるのです。今すぐ、呪いの気持ちは捨てましょう。その代わりに、祈るのです。深呼吸をしてぐっと我慢をし、目に映るすべてのもの、生きとし生けるものすべてに幸あれ、と深く祈りましょう。花粉症の不快感も、自分がよりよい人間になるための試練ととらえ、精神集中して不快感を乗り越えましょう。目がムズムズしたら、息苦しさを感じたら、試練のチャンス到来! と思うようにしましょう。花粉症の季節が終わる頃、あなたの心は一皮剥けてピカピカになっていることでしょう。

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シスリー姉さん
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東直子氏の小説『らいほうさんの場所』(講談社文庫)の主人公志津が、占い師として名乗る名前。作品中でシスリー姉さんこと志津は、「生まれ月別運勢占い」をweb上で毎週更新している。自分の心の内側からふいに浮かんでくる言葉で悩み事に答えるのが、シスリー姉さん流
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