『純喫茶「一服堂」の四季』東川篤哉

『謎解きはディナーのあとで』本屋大賞受賞作家渾身のユーモア・カフェミステリ!

衝撃のどんでん返し!

喫茶店を舞台にした作品でデビューした自分などは居場所を追われてしまうのではないか、と慄きさえした。

岡崎琢磨(「珈琲店タレーランの事件簿」著者)
  • 『純喫茶「一服堂」の四季』東川篤哉
  • 純喫茶「一服堂」の四季

    東川篤哉 定価:本体660円(税別) 「甘いですわね! まるで『一服堂』のブレンド珈琲のように甘すぎますわ。もう少し苦味の利いた推理をお聞きしたかったのですが、わたくし、すっかり失望いたしました!」美人店主・ヨリ子の推理と毒舌が冴えわたる!

    鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度は豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」はりつけ死体など四つの殺人の謎に迫る。愛すべきキャラ、笑い、衝撃トリック満載の傑作短編集(解説・岡崎琢磨)。

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  • プロフィール
    東川篤哉(ひがしがわ・とくや)1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA-ONE登龍門」で第一弾として選ばれた『密室の鍵貸します』で、本格デビュー。’11年、『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞、大ヒットとなる。「烏賊川市」、「鯉ヶ窪学園探偵部」、「魔法使いマリィ」、「平塚おんな探偵の事件簿」各シリーズほか著書多数。近著に『かがやき荘アラサー探偵局』、『さらば愛しき魔法使い』など。

登場人物紹介

ヨリ子

鎌倉の路地裏にある純喫茶「一服堂」の店主。色白美人で超人見知り。
しかし持ち込まれた事件を推理しはじめると豹変する。誰もが驚く本名を持つ。

村崎蓮司(むらさき・れんじ)

神保町に社屋を構える『放談社』週刊未来編集部、記者。軽率でいい加減だが憎めない性格。
「春の十字架」事件では、殺人事件の関係者となる。

夕月茜(ゆうづき・あかね)

神奈川県警横須賀署・刑事課勤務の美人刑事。
「一服堂」の常連的存在でヨリ子の推理には一目置いている。

天童美幸(てんどう・みゆき)

郊外のガソリンスタンド勤務。エリート男性との結婚を夢見る元気溢れるミステリファン。
「もっとも猟奇的な夏」事件の関係者。

南田五郎(みなみだ・ごろう)

作家(売れていない)。ヒットメーカー東山敦哉(ひがしやま・あつや)の呑み友達。
ちゃっかりしていて、小物感満載。これまた憎めない性格。

読者コメント

  1. 絶対に春夏秋冬の順番に読みましょう。マニアもミステリ初心者も老若男女ひっくるめて東川ミステリの虜になりましょう。

    (30代・男性)
  2. そんなバカな、とめいっぱい突っ込みつつ、ほんわか気持ちの良い物語でした。

    (20代・女性)
  3. 強烈な個性のキャラクターが登場する新たな東川ワールドを堪能できて大満足。

    (30代・男性)
  4. もう一度読み返して、さらに面白さが倍増。1度目よりも2度目の方が面白いなんて、2日目のカレーみたいな美味しさ!な本でした。

    (40代・女性)
  5. 中高生の方にもおすすめの傑作ミステリです!!

    (10代・男性)

担当コメント

「思わず語り合いたくなる結末!」

『純喫茶「一服堂」の四季』単行本版が刊行されたあとの話ですが、社内外のミステリ編集者から「結末に驚いた」という言葉をもらいました。多くのミステリを読んできたエキスパートも、東川さんの術中におちいったようです。

「笑ミス」(=笑えるミステリ)と銘打った本書は、謎解きあり、毒舌ありと、本屋大賞受賞作『謎解きはディナーのあとで』を彷彿とさせるかもしれません。

事件の面白さとキャラクターたちの会話で、「カフェラテ」のようなマイルドな読み心地を提供いたします。誰もがイッキ飲み、いやイッキ読みのことでしょう。

ところがどっこい、ラストは超「エスプレッソ」。目が醒めるほどの衝撃の結末、濃密かつ旨味のある読後感!

本書をぜひ堪能してみてください。読んだ暁には「え──っ、○○なのかよ!」と語り合いたくなりますから。これがまた楽しいんです。

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