海外版

The Decagon House Murders

The Decagon House Murders

  • Yukito Ayatsuji(著)
  • Ho-Ling Wong(翻訳)
  • 出版社: Lightning Source Inc
アガサ・クリスティを彷彿とさせる『十角館の殺人』
綾辻行人の『十角館の殺人』は、アガサ・クリスティやジョン・ディクスン・カーのような古典的手法によるミスディレクションが光る傑作だ。その魅力は、登場人物のキャラクター描写や荒廃した大都会で起こる犯罪などではなく、なんといってもそのとてつもなく複雑なプロットにある。読者は衝動や情感などの描写より、「何が起き、どうなったのか」という知的ゲームの虜になってしまうのだ。
<中略>
この『十角館の殺人』について詳細は語らないでおく。が、この本はミステリー黄金期の「密室の謎」や「不可能犯罪」「読者への挑戦状」が好きな読者にはこのうえない楽しみとなることうけあいである。 マイケル・ディルダ
──Michael Dirda, The Washington Post July 15, 2015

Michael Dirdaマイケル・ディルダ

書評家、エッセイスト。1993年に文学批評でピューリッツァー賞を受賞。ワシントン・ポスト紙で書評を担当。また著著に『本から引き出された本』(早川書房)などがある。
※ほかにフランス語版、ブルガリア語版、ベトナム語版、中国語版、韓国語版などの翻訳書もある。 海外版書籍イメージ