綾辻行人プロフィール

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。〝新本格ムーヴメント〟の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズと呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。ほかに『どんどん橋、落ちた』『緋色の囁き』『殺人鬼』『霧越邸殺人事件』『眼球綺譚』『最後の記憶』『深泥丘奇談』『Another』などがある。2004年には2600枚を超える大作『暗黒館の殺人』を発表。デビュー30周年を迎えた’17年には『人間じゃない 綾辻行人未収録作品集』が講談社より刊行された。’18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。