暗号ミステリーの最高傑作 涙香迷宮 竹本健治

各種ミステリーランキング席巻!

第17回 本格ミステリ大賞受賞

このミステリーがすごい! 2017年版(宝島社刊)国内編 第1位

  • ミステリが読みたい! 2017年版ハヤカワミステリマガジン国内篇第2位
  • 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第3位
  • 2017年本格ミステリ・ベスト10原書房刊国内ランキング第4位
  • 本格ミステリー・ワールド2017南雲堂刊読者に勧める黄金の本格ミステリー選出

暗号ミステリのみならず、日本語の新たな可能性まで切り拓く小説である。

──恩田陸

万能の天才黒岩涙香って、誰?

黒岩涙香

碁を研究中の涙香

こんなに凄い!

  • ジャーナリスト、翻案家、小説家、評論家として活躍。
  • 経営者としても一流! 政財界のスキャンダラスな事件を取り上げ新聞の売り上げを伸ばし、朝日・読売をぬいて東京一に!
  • 五目ならべを「連珠」(聯珠)と命名、高度なゲームとして発展させた。
  • ≪競技かるた≫のルールを全国統一、百人一首ブームを起こす!
  • 翻訳・翻案によってイギリス,アメリカ,フランスの探偵小説を日本に紹介。
  • 『レ・ミゼラブル』を『噫無情(ああむじよう)』と翻案、ほかに『巌窟王』『鉄仮面』など。100以上もの外国小説を翻案。
  • 相撲のパトロンでもあった!
  • 賭博の研究家で古今東西の賭博を研究。

「いろは歌」四十八首が天才から天才への挑戦状!「いろは歌」って何?

読む
P R O F I L E

竹本健治(たけもと・けんじ)

1954年兵庫県生まれ。大学在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説専門誌「幻影城」に連載、’78年に幻影城より刊行されると「アンチミステリの傑作」と絶賛される。以来、ミステリ、SF、ホラーと幅広いジャンルの作品を発表。天才囲碁棋士・牧場智久が活躍するシリーズは、’80年~’81年のゲーム三部作(『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』)を皮切りに『涙香迷宮』まで続く代表作となっている。

竹本健治著作 
講談社文庫より5カ月連続刊行!

  • 涙香迷宮

    こんな小説を書ける作家は世に1人、竹本健治しかいない! ──ような気がする。

    ──綾辻行人

    セカイを再編集する悦び。
    言葉の総てがセカイになる驚き。
    堪能できます。

    ──京極夏彦
  • 狂い壁 狂い窓

    読み進むほどに恐怖は募り、読者は酔う。

    ──有栖川有栖

    囲碁界では有名な老舗旅館で発生した怪死事件。IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久は謎を追いかけるうちに明治の傑物・黒岩涙香が愛し、朽ち果て廃墟になった茨城県の山荘に辿りつく。そこに残された最高難度の暗号=日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」48首は天才から天才への挑戦状だった。

あのウロボロス三部作、新装版で登場!

  • 第3弾 4月刊行予定 『新装版 ウロボロスの偽書』(上)(下)
  • 第4弾 5月刊行予定 『ウロボロスの基礎論』(上)(下)
  • 第5弾 6月刊行予定 『ウロボロスの純正音律』(上)(下)
好評既刊
  • 『新装版 匣の中の失楽』
  • 『囲碁殺人事件』
  • 『将棋殺人事件』
  • 『トランプ殺人事件』
既刊本はこちら
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