決定版 一億総ツッコミ時代 マキタスポーツ

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決定版 一億総ツッコミ時代

マキタスポーツ

自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難。一般人がプチ評論家、プチマスコミ化している。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。いまの日本を取り巻く閉塞感の正体は「ツッコミ過多」にある――

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<プロフィール>

マキタスポーツ

1970年、山梨県生まれ。芸人、ミュージシャン、俳優、文筆家など。俳優として、映画『苦役列車』で第55回ブルーリボン賞新人賞、第22回東スポ映画大賞新人賞をダブル受賞。著書に、『越境芸人』(東京ニュース通信社)、『すべてのJ-POPはパクリである――現代ポップス論考』(扶桑社文庫)、『アナーキー・イン・ザ・子供かわいい――“父親に成る"ということ』(アスペクト)、『カセットテープ少年時代――80年代歌謡曲解放区』(スージー鈴木との共著、KADOKAWA)、『東京ポッド許可局』(プチ鹿島、サンキュータツオとの共著、新書館)など。

担当編集者より

本名の「槙田雄司」名で刊行し、カルト的な人気を博した親本が刊行されたのは、6年前。しかし本書で展開される「日本社会を取り巻く閉塞感」「他人との距離感が掴めないツラさ」は、いまなお大きな問題です。身近な他人を見下したり、政治家やマスコミにツッコミを入れて鬱憤を晴らしていても、生きづらさ、息苦しさは解消しません。では、どうするか――鬼才マキタスポーツの提案です。

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