あらすじ
昭和29年。3月に駒澤周辺で起きた連続通り魔事件を皮切りに、房総での連続水死、高尾山での登山客失踪と東京周辺で相次ぐ怪事件。「稀譚月報」記者の中禅寺敦子は、女学生・呉美由紀の相談を受け、事件解明に乗り出すことに。怪奇が残酷(リアル)な真相に反転する稀譚小説。百鬼夜行シリーズ最新作。解説:綿矢りさ
京極夏彦さんの人気シリーズ「百鬼夜行」より最新作『今昔百鬼拾遺 月』が、8月にノベルス版、9月に文庫版にて刊行されました。ノベルス版と文庫版、双方のデザインを担当した装幀家の坂野公一さん(welle design)と編集担当の講談社文庫出版部・編集Kが独自の世界観を持つ装幀の裏話を語ります!