講談社文庫

    1. 奇跡のように美しい南の島
      そこには、もうひとつの戦争があった――

      空をゆく特攻機の下、激しい空襲にさらされ、
      戦争の最前線となった沖永良部島。
      それでもわたしたちは生きる、この小さな島で。

      青い空を沖縄に向かって飛ぶ特攻機、天国のように美しい海には死んだ兵隊さんが浮かぶ。第二次大戦末期、小さな島沖永良部島に暮らすマチジョーとカミは、大切な家族を失い、食料にも不自由する日々を過ごしていた。それでも唄い、恋をし、ひたむきに働き、生き抜く。南の島に刻まれた知られざる戦争の物語。
      (解説:知花くらら)

      カバー装画は、五十嵐大介氏による描き下ろし!

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中脇初枝(なかわき はつえ)

徳島県生まれ、高知県育ち。高校在学中に『魚のように』で第2回坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。2013年『きみはいい子』で第28回坪田譲治文学賞を受賞、第1回静岡書店大賞第1位、第10回本屋大賞第4位。2014年『わたしをみつけて』で第27回山本周五郎賞候補。2016年『世界の果てのこどもたち』で第37回吉川英治文学新人賞候補、第13回本屋大賞第3位。『こりゃまてまて』『女の子の昔話』『つるかめつるかめ』など、絵本や昔話の再話も手掛ける。本書の舞台となった沖永良部島の風景と島唄を紹介する写真集『神の島のうた』(写真 葛西亜理沙)ほか、著書多数。

サイサイ節

唄 東里美

くゎーむい唄

唄 東里美

ちばりようしよ

唄 天

鳩間節

唄 東里美

いちか節

唄 東里美

気鋭の写真家・葛西亜理沙が撮り下ろした
『神の島のうた』より抜粋

    1. 神の島のうた

      著 中脇初枝  写真 葛西亜理沙

    2. 神の島のうた

      著 中脇初枝  写真 葛西亜理沙

      沖永良部島で代々唄い継がれている島唄。段々と唄い継ぐ人がいなくなり、いまや消滅の危機に瀕している。同時発売の中脇初枝著の小説『神に守られた島』でも多くとりあげられているその唄の中から、特別に後世に残したい唄を、中脇初枝自身がチョイス。それに気鋭写真家・葛西亜理沙が沖永良部島で撮り下ろした写真を載せる。”島”の原風景が見える、唯一無二の一冊。

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写真家 葛西亜理沙(かさい ありさ)

横浜生まれ。青山学院女子短期大学英文科、サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業。写真家・坂田栄一郎に師事。その後、独立。ポートレイト、旅、ファッション撮影を軸に、雑誌、ウェブ、広告分野などで幅広く活動。写真撮影と共に動画撮影も手掛けている。訪れた国は30ヶ国以上。国内外で作品を発表している。 第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

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