講談社文庫

本格ミステリにまだこんな発想があったのか!?

話題沸騰の新世代ミステリ作家

井上真偽

  • 恋と禁忌と述語論理
  • その可能性はすでに考えた
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

今、最も読むべきミステリ!!

恋と禁忌と述語論理 購入する
メフィスト賞受賞のデビュー作、ついに刊行!

恋と禁忌と述語論理

「推理」でなく「検証」。
名探偵VS.美人数理論学者

雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのに何れが犯人でも矛盾。この不可能な事件を“奇蹟”の実在を信じる探偵・上苙丞が見事解決──と思いきや、天才美人学者・硯は、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!! 他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の“検証者”、誕生!

解説  佳多山大地(ミステリ評論家) + つづきを読む
その可能性はすでに考えた 購入する
ミステリ・ランキング席巻の話題作! 大重版!

その可能性はすでに考えた

奇蹟を追い求める探偵・斬首集団自殺の謎に挑む!

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。

ミステリ・ランキング席巻

  • 第16回 本格ミステリ大賞候補
  • ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
  • 2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
  • このミステリーがすごい! 2016年版(宝島社)
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2015年(文藝春秋)
  • 読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
  • キノベス! 2016(紀伊國屋書店)

人気作家大絶賛!!

  • メフィスト賞を受賞した前作も面白かったが、さらに旗幟鮮明なロジック合戦、大いに楽しめた。──辻 真先
  • 井上真偽の可能性はすでに本格の可能性と同義語だ。──恩田 陸
  • これはアンチミステリではない。ただの奇蹟だ。──麻耶雄嵩
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 購入する
2017本格ミステリ・ベスト10 第1位!

その可能性はすでに考えた

ミステリ界の話題をさらった『その可能性はすでに考えた』続編!

聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか?  探偵・上苙丞(うえおろじょう)は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明に挑む。

ミステリ・ランキング ランクイン!

  • 2017年 本格ミステリ・ベスト10 第1位(原書房)
  • ミステリが読みたい!2017年版(早川書房)
  • このミステリーがすごい! 2017年版(宝島社)
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2016年(文藝春秋)
  • 2017年度第17回本格ミステリ大賞候補
  • 読者に勧める黄金の本格ミステリー 選出(南雲堂)

書店員さん大絶賛!!

  • トリック・推理の膨大さに驚かされます。これだけあれば他にも何作も書けてしまうのでは?── 小泉真規子(紀伊國屋書店梅田本店)

探偵が早すぎる

『その可能性はすでに考えた』の著者が仕掛ける究極の逆転劇!
完全犯罪から少女を守れ。探偵が人を殺させない、傑作倒叙ミステリ!

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵! 完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!? 史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!

▲ページトップへ

A: