講談社文庫

『恐怖小説キリカ』 表紙

『恐怖小説キリカ』

澤村伊智

大きな文学賞を総ナメにするような錚々たる作家が選考する、とある新人文学賞を獲得した「僕」。隣には最愛の妻・キリカ。悲願の作家デビューは順風満帆かと思われたが、友人が作品を曲解して執拗な嫌がらせをはじめる。しかしその結果、僕は妻のとんでもない秘密を隠しきれなくなり……これぞ最怖のサイコ・サスペンス。

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profile

澤村伊智(さわむら・いち)

1979年、大阪府生まれ。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。同作は鋭い恐怖描写と卓抜した構成力で大きな反響を呼ぶ。つづく『ずうのめ人形』は山本周五郎賞候補になり、ホラー小説界及びエンターテイメント小説界の次世代を担う旗手として注目を集める。『ぼぎわんが、来る』は中島哲也監督により『来る』として映画化され、澤村ホラーは日本中を怖さのどん底に突き落とす。作品には他に『などらきの首』『ししりばの家』『予言の島』などがある。

前代未聞!最悪の書評レビュー大募集

前代未聞!最悪の書評レビュー大募集

『恐怖小説キリカ』の「最悪の書評レビュー」を募集いたします。

者顔負けの邪悪な(?)いたずら心あるレビューを期待しております。

本書を完読いただければ、その募集意図はご理解いただけると思います。

著者および担当編集、販売担当が優秀(最悪!) レビューを選出します。

選ばれた方にはコメント付き著者サイン色紙と図書カード1000円を差し上げます(3名様)。

応募はこちらから> https://voc.kodansha.co.jp/enquete/bunko_113/
※選考結果発表は本ページ(講談社文庫『恐怖小説キリカ』特設ページ)で行います。

  • <詳細>
  • ・応募方法:講談社文庫『恐怖小説キリカ』特設ページ こちらから>応募をお願いします。
  • ・レビュー文字数:600W以内
  • ・締切:5月15日(水)18時
  • ・結果発表:5月24日(金)10時
  • ※講評つきで本サイトで発表します。
  • ※優秀作のレビューは全文掲載します。発表名はハンドルネームで掲載します。
  • ※入賞者以外のレビューも適宜サイトに掲載します。
  • <選考委員>
  • 澤村伊智
  • 担当編集者
  • 販売担当者
  • <賞>
  • 担当編集者賞
  • 販売担当者賞
  • 各賞1名様、計3名
  • <賞品>
  • 著者直筆コメント入りサイン色紙、図書カード1000円分
    著者さえ縮み上がるようなレビューをお待ちしております!
※お送りいただいた個人情報は本件以外には使用いたしません。レビューとハンドルネームは本特設ページに掲載いたします

レビュー応募

一問一答

一問一答

『恐怖小説 キリカ』の着想と書こうと思われたきっかけを教えてください。
澤村
小説家デビューした時に、知人から「これで別れた奥さんに意趣返しができたな」という意味のことを言われ、「そんな意図で小説を書いたことは一度もないのに」と戸惑ったことが着想です。
きっかけは作中にもあるとおり、講談社の編集氏に執筆依頼されたことです。
作中に「小説書くぞ会」という友人同士で自作の小説を持ち寄って批評し合うというコミュニティが登場します。こちらは実際に行われていたのでしょうか?
澤村
はい、行われていました。そこで初めて書いた長編を「日本ホラー小説大賞」に応募したら大賞をいただいてしまい、大変驚きました。
小説を書かれたのはそのときがはじめてでしょうか? ちなみに処女作はどんな作品ですか?
澤村
「人に見せることを前提にした」「完結した」小説を書いたのはその時が初めてです。最初に書いたのは130~140枚くらいの、OLを主人公にした純文学っぽい話でした。
これまでの澤村さんの作品でに「ぼぎわん」と「ずうのめ人形」という具体的な怪異が登場しましたが、『恐怖小説 キリカ』ではそういった超常的なものが襲ってくるわけではありません。執筆する際に、なにか意識する ことはありましたか?
澤村
怖い話において「怖いモノが具体的に何なのか」は重要ではない思っているので、特に意識はしませんでした。
メインと各章のタイトルに「小説」と謳われているのが気になります。これが作品全体の構成上の仕掛けと拘わってくるわけですが、これは最初からお考えになっていたのでしょうか?
澤村
小説と現実の橋渡しをどうするかは当初から悩みの種でした。改稿する過程で固まってきた感じです。
今作でもっとも苦労した点があれば教えてください。
澤村
改稿が終盤に差し掛かった頃に風邪を引いてしまい、スケジュールが逼迫して大変でした。
作家として影響を受けた作家・作品などはありますか?
澤村
影響はジャンル、媒体問わず全ての作品から受けていると思います。好きな作家は岡本綺堂先生と殊能将之先生です。
どんな方に読んでほしい作品でしょうか?
澤村
・基本はどなたにも読んでいただきたいと思っていますが、特に下記の方々に。
・「人間が一番怖い」と思っている方。特に、「人間が一番怖い」という考えがオバケや何かを怖がるより「高尚」で「理性的」て、「大人」だと思っている方。
・拙作「ぼぎわんが、来る」「ずうのめ人形」を「つまらないと思った」方。リアリティを感じていただけると思います。
作品を執筆するにあたって、一番大切にしていることは何でしょうか。
澤村
「書いてて楽しいもの」ではなく「読んで面白いもの」を書こうと意識しています。
読者の方々にひと言!
澤村
今後ともよろしくお願いします。ご意見ご感想はネットなどでどしどし発信してください。
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