Q. ハンカチの使用期限について悩んでいます。贈り物でもらったり、バーゲンで買ったり、気がつくと枚数が増えているのですが、その分1枚を使う頻度も低く、見た目上あまり古びません。気付いたら、中学時代の物がまだありました! 粗末にするのは気が引けますが、だからってそんなにたくさんしまっておけないので、どういうタイミングで捨てるのが良いでしょうか?
(30代 女性 ティファニー)

A. ティファニーさん、非常に長く使っているハンカチは、私にも何枚もあります。贈り物としてもらったものや旅先でお土産として買ったものなど、さまざまです。洋服と違って、一日に数回使われる程度なので、何度使ってもそうそう悪くはなりませんよね。まだ使えるハンカチを捨てるのは、しのびないです。なので、何年も、場合によっては何十年も、あなたの人生の片隅にそっと寄り添うことになります。「このハンカチ、○○さんにもらったものだけど、大学生の時の最初のデートに持っていったなあ。緊張してアイスをおっことしたけど、膝にこのハンカチをかけておいたおかげで、お気に入りのワンピースを汚さずにすんだわ。○○さん、そしてあのときの彼氏、元気かしら」などと、ハンカチが人生のエピソードのいくつかを引き出してくることもあります。ハンカチは、記憶を呼び戻すための道具。それほどかさばるものでもありませんし、穴があくまであなたの人生を見守ってもらいましょう。とはいえ、あまり多すぎるときは、一枚一枚その思い出をチェックしてみて、なにやらネガティブな感情が生じてしまったものは、処分すると良いでしょう。

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