講談社文庫

『孤道』内田康夫

『孤道』内田康夫

『孤道』

『孤道』

内田康夫

熊野古道を舞台にした、
壮大な歴史ロマンミステリー。

講談社文庫にて同時刊行!
講談社文庫にて同時刊行!

『孤道 完結編
 金色の眠り

原案・内田康夫
/著・和久井清水

『孤道』完結プロジェクト
最優秀賞受賞作

『孤道 完結編 金色の眠り』
『孤道』

『孤道』

内田康夫

消えた首、鎌足の呪縛
信仰の道がつなぐ時を超えた悲劇

世界遺産・熊野古道の名所、牛馬童子の頭部が斬り落とされ、行方不明になる事件が発生。ほどなく、地元市役所の職員・鈴木が大阪天満で殺害される。
療養中の軽井沢のセンセに熊野への代参を頼まれた浅見光彦は、地元紙記者の鳥羽と共に、信仰の道が繋ぐ壮大な謎を追う。著者の遺志宿るシリーズ最後の傑作!

『孤道』完結プロジェクト最優秀賞受賞作文庫書下ろし
『孤道』完結プロジェクト最優秀賞受賞作文庫書下ろし
『孤道 完結編 金色の眠り』

『孤道 完結編 金色の眠り』

内田康夫・原案/和久井清水・著

「僕は一度だって華麗に犯人を追い詰めたことなんてなかったよ」
内田康夫の遺志を継ぐ才能が、誰も予測できなかった結末に浅見を導く!

殺された鈴木の祖父で、名家の当主義麿が綴ったノートを託された浅見は、事件の核心に迫る記述に引き込まれていく。戦時中の阿武山古墳盗掘疑惑、考古学者同士の対立、新たな殺人――。さらなる悲劇を招いたのは、「鎌足の秘宝」なのか? 内田康夫の筆を継ぐ新人が、誰も予想しなかった結末に読者を誘う!

古代史と激動の昭和初期、そして現代が絡み合う。本作は、数ある浅見光彦シリーズのなかでも特筆される展開である。歴史の常識を覆す推理、やむにやまれぬ心情に迫った切ないエンディング――内田氏が新しい才能に託した思いが、本書に満ちている。 古代史と激動の昭和初期、そして現代が絡み合う。本作は、数ある浅見光彦シリーズのなかでも特筆される展開である。歴史の常識を覆す推理、やむにやまれぬ心情に迫った切ないエンディング――内田氏が新しい才能に託した思いが、本書に満ちている。

『孤道』プロジェクトとは

内田康夫氏の未完小説『孤道』を引き継ぎ、完結させる長編小説を一般より募集、刊行するプロジェクト。

  • 内田康夫(うちだ・やすお)
  • PROFILE

    内田康夫(うちだ・やすお)

    1934年、東京都北区生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社を経て、1980年に『死者の木霊』でデビュー。1983年、軽井沢に居を構える。2008年、「第11回日本ミステリー文学大賞」を受賞。旅情ミステリー作家の代表的人物として知られる。代表作である「浅井光彦シリーズ」はドラマ・映画・漫画化されている。2018年3月13日死去。著作数は、本作で163冊。浅見光彦が登場する作品は114冊。

  • 和久井清水(わくい・きよみ)
  • PROFILE

    和久井清水(わくい・きよみ)

    1961年、北海道生まれ。札幌市在住。1981年北海道武蔵女子短期大学卒業後、地方公務員に。結婚を機に退職。第61回江戸川乱歩賞候補。2015年宮畑ミステリー大賞特別賞受賞。内田康夫氏の意志を継いだ「『孤道』完結プロジェクト」の最優秀賞を受賞し、本作で作家デビュー。

  • 『孤道』完結プロジェクト
  • 「夫婦短歌」
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