Q. 最近いろいろな場面で列に並んでいると、割り込まれることがすごく多いです。はじめはなんか最近続くな〜くらいの感覚で、面白半分に回数を数え始めたら、10日間で5回。2日に1回は割り込まれていた様です。
 友人と一緒だった時もあるので、特に列からはみ出しているとか、前の人との間隔をあけすぎているとか、そういった並び方の問題では、多分ないと思います。
 実際、割り込まれてもそこまで怒る事もないですし、特に注意をするでもなく、せいぜい友人と一緒だったら嫌味を言い続けるくらいの反撃しかできません。でもやっぱりモヤモヤします。
 なにか良い割り込み対策や、穏便な撃退方法はないものでしょうか?
(20代 女性 二遊間)

A. 二遊間さん、2日に1回は割り込まれているようでは、さぞストレスも溜まることでしょう。なんとかしたいですね。当然割り込む人間もその場その場で違う人だと推測されますので、不特定多数の人間に、「お、こいつなら割りこんでも平気じゃね?」などと思われているわけです。つまり、あなたは、多くの人に割り込む隙を与えてしまっているのです。違う言い方をすれば極端に威厳がない、怖さがみじんもない、といったところでしょうか。対処としては、ドーベルマンを連れて歩く、鷹を肩に乗せる、屈強なボディーガードを雇う、といった方法が考えられますが、ドーベルマンも鷹もボディーガードも、それなりの手間や費用がかかりすぎてしまいますね。
 経費のかからない方法として、ジュディ・オング方式がおすすめです。ジュディ・オングさんが「魅せられて」という楽曲を歌うときに用いた衣装を参考にしたものです。ネットの画像検索等で確認して下さい。まず、持参した割り箸を両手に1本ずつ持ちます。その割り箸を隠すように大判のショールを腕にかけます。両手をしっかりと開いたまま、鳥が翼を広げるように腕を上げていきます。あなたの脇はショールの翼で覆われ、だれにも割り込む隙を与えません。

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