Q. おじさんに多いのですが、ひとたび電話を掛けると、3分で済むはずの用件に対して、1時間くらい話を続ける人がいて困っています。特に事務仕事で忙しい時期に、そういった人からの電話を受けると、それだけで3時間も奪われてしまいます。そういう人たちは、怒濤のようにしゃべり立てるので、「急いでまして」とかうまく切るための言葉を差し挟むタイミングがないのです。もっと手短に済ませてもらう方法はないでしょうか?
(30代 女性 ミロコ)

A. ミロコさん、おじさんの話に巻き込まれてしまう感じ、わかります。話の長い人ほど、なかなか合いの手を入れさせてはくれないものです。といって、突然ガッチャンと電話を切ったりするのは、とげとげしすぎますね。関係性を悪くしないように、話を切り上げたいところです。
 突然「キャー」と声を上げる、というのはどうでしょうか。相手もさすがに驚いて話を止め、どうしたのかと訊いてくるでしょう。そうしたら「今、社内に強盗が入ってきています」とささやいて下さい。もちろん実際には強盗などいないわけですが、そこは電話のいいところ、自分がどんな状態かは相手には見えません。持ち前の演技力を発揮して下さい。「いったん切ります」と早口で述べて電話を切っても許してもらえるでしょう。
 時には「ニャー」と言ってみるのもいいですね。「すみません、突然ノラ猫にからまれまして、餌をあげてきます」と続けます。その他、ううと唸って突然苦しみ出す、ゲホゲホと咳き込む、しくしくと泣き出す、等のバリエーションを用意しておきましょう。

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